【2020/09/07】新種昆虫の学名に故・中村哲医師

2020/09

合流新党代表選告示

 立憲民主、国民民主両党などによる合流新党の代表選が告示され、立民の枝野幸男代表(56)と国民の泉健太政調会長(46)が立候補を届け出た。新党の党名選挙も同時に行い、枝野氏が掲げた「立憲民主党」か、泉氏の「民主党」のどちらかを選ぶ。

 代表選は、3日までに新党への加入を申請した国会議員149人(立民88人、国民40人、無所属議員21人)が投票権を持つ。

 代表選では、枝野氏が立民議員の多くや国民の小沢一郎衆院議員のグループ、無所属のベテラン議員らの支持を取り付け、優勢とされている。

 一方の泉氏は、国民からの新党参加者や、立民、無所属の若手・中堅の一部の支援を受ける。

【備考】おじさんと若者(?)の一騎討ち。この戦いはおじさん側の勝利になったが、それからすぐに、若手の泉氏に座を譲っている。しかし、世代交代の期待を背負っていた泉氏だが、支持率はあまり上がってない。党名も立憲民主党のままで、大きな変革は、我々一般人には感じられなかった。変革に苦しむ俺たちの苦労は一般人にはわかるまいと、立憲民主党議員の声が聞こえてきそうだけど、一般人にわからないことをしているから、支持率が上がらないのではないだろうか?

ベラルーシ首都10万人デモで194人拘束

 ベラルーシ大統領選の結果に抗議し、首都ミンスクで行われた10万人デモ行進で、国内の人権団体は、194人が拘束されたと発表した。ミンスク以外の都市でも抗議デモは実施され、約50人が拘束されたという。

 アレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、反政権派への圧力を強めている。内務省は治安部隊を増強すると警告したが、政権への不満は封じ込められていない状況だ。

【備考】欧州からは『ヨーロッパ最後の独裁者』と言われているルカシェンコ大統領。この2020年の選挙で、6選目となった。

新種昆虫の学名に故・中村哲医師 

 佐賀大農学部生物科学コースシステム生態学分野の徳田誠准教授(44)=昆虫学=らの研究グループが、タマバエの新種を発見したと発表した。和名は「ミズメタマバエ」で、学名はアフガニスタンで人道支援に尽力し凶弾に倒れた故・中村哲医師(享年73)にちなみ「マッサロンギア・ナカムラテツイ」にした。

 研究室に在籍していたエジプト出身のイルサイド・アイマンさん(31)らと学名を考えていた昨年12月、中村さんが銃撃され亡くなった。イスラム教徒のアイマンさんは「これほどすごい人がいたとは」とその生涯に衝撃を受け、名前に付けることを希望したという。

【備考】私が知っていることを書きますが、間違いもあるかもしれないので、興味が出た人はググってください。中村氏は当初医者としてアフガニスタンへ渡った。国際協力という名目で、日本の依頼によって。しかし、アフガニスタンの貧しさと、長い年月の争いによる土地の荒廃ぶりに驚いた彼は、まず土地を潤し、農業を発展させることで貧しさから脱却させようとした。そして自らショベルカーを使い、水路をひき、砂漠のような土地に農作物ができるようにした。このように、中村氏は、まず間違いなく、10年以内に日本の教科書にのる人物。彼はその後、アフガニスタンのテロリストの犠牲になってしまうが、多分魂の一部はアフガニスタンの地にあり、実った作物に喜ぶ人々を見守っているのではないだろうか。

 

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