【2020/09/09】チョロQ発売から40年(他3本)

2020/09

15歳少年を殺人容疑で再逮捕

 女性(21)が刃物で殺害された事件で、福岡県警は、現場で刃物を所持し、銃刀法違反容疑で逮捕された少年(15)を殺人容疑で本日再逮捕した。

 事件は福岡市中央区の大型商業施設で8月28日午後7時半頃発生。

 施設1階で、包丁(刃体約18.5センチ)を持った少年が現行犯逮捕された。近くの女子トイレでは、客として訪れていたアルバイト女性(21)が血を流して倒れており、出血性ショックで死亡した。

 少年は8月26日、少年院から県内の更生保護施設に移り、翌27日に施設を抜け出して行方不明になっていた。

【備考】更生保護施設は民間の施設で、法務大臣の認可を受け,更生保護法人が更生保護事業法に基づいて運営している。犯罪や非行を行った者が,自立更生できるように,自立に必要な指導や援助等を行っている所だ。ただ、施設を抜け出した者がいた場合、その責任は誰かが取るのだろうか? そして、この施設は犯罪者のアフターケアのためのものであって、被害者のは何もないのが現実だ。

チョロQ発売から40年

 9月9日は「チョロQ(キュー)の日」。幅3センチの車を後ろに引っぱってはなすと、ゼンマイの力で走るおもちゃだ。

 今年は正式発売から40年。今は1台2千円前後で対象年齢15歳以上の「チョロQ zero」が人気だ。

 デフォルメされた形はそのままで、実車のパーツで再現していく。さらに、法人向けにオーダーメイド版を生産しており、企業や各地の博物館などでは特注版が売られている。97年に始まったコラボは3千種を超えている。

【備考】チョロQとは「チョロチョロ走るキュートな車」を楽したもので、当初の名前は『豆ダッシュ』だったらしい。30代以上の男性なら、1度は遊んだことのあるおもちゃだ。

取り消し無効確認訴訟で女性が訴え

 重傷事故を起こして自動車運転処罰法違反に問われ、無罪が確定した女性(42)。しかし、免許を取り消されたままであることを訴えて、福岡県公安委員会の処分の無効確認を県に求め、福岡地裁で口頭弁論が開かれた。

 女性は「私のような思いをする人が二度と出ないようになってほしい」と訴えたが、福岡県は答弁書で請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 懲役刑などの「刑事処分」とは異なり、免許取り消しは各都道府県の公安委員会が決める「行政処分」で、仮に無罪となっても無効にならず、訴訟などを起こす必要がある。

【備考】犯罪者には手厚いケアがあるのに、無罪のものには無理矢理犯罪者のように扱うという。この矛盾こそが、長い一党独裁が招いた弊害なのではないだろうか?

同じ市の職員が無免許運転と女児ひき逃げ

 兵庫県の川西市内で乗用車で女児をはね、そのまま逃げたとして、川西署は、川西市総務課の課長の男(51)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

 同市では、6日にも無免許で人身事故を起こした市民課の56歳の男性主幹(課長級)が現行犯逮捕されている。相次ぐ不祥事を受け、越田謙治郎市長は本日、幹部職員約100人に「市民の信頼を回復するため、行動を変えてもらいたい」と訓示した。

 川西市では、2017年10月にも公用車を運転中の市選挙管理委員会事務局職員が5人を死傷させる事故を起こしている。

【備考】兵庫県川西市は、約15万6千人が暮らす農業と商業が盛んな町。多田神社(清和源氏発祥の地)や加茂遺跡などの名所がある。近場を通った時は、寄ってみると良いだろう。ただし、市職員の車が近づいたら逃げ出せるように気をつけよう。

 

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