【2020/09/16】ボーイングが欠陥隠蔽

2020/09

サグラダ・ファミリアの完成は?

 スペイン北東部バルセロナで、1882年の着工以来現在も建設が進められているサグラダ・ファミリア教会が、完成予定だった2026年から遅れる見通しに。

 新型コロナの影響によるもので、工事責任者が26年(の完成)は不可能だろうと認めた。

 建築家アントニオ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリアは、完成すると高さ172メートルの18本の塔を持つことになる。これまでは、ガウディ没後100年に当たる26年の完成を目指してきた。

【備考】サグラダ・ファミリアは未完成ながら世界遺産となっている教会。最初に計画設計したのは建築家ビリャールで、彼が退いたのち、当時はまだ無名だったガウディが受け継いだ。ガウディは熱心なカトリック教徒だったという。その彼が亡くなったのは1926年、交通事故でだった。

ボーイングが欠陥隠蔽

 米航空機大手のボーイング主力機「737MAX」が起こした、2度の墜落事故を巡って、米議会下院の運輸経済基盤委員会は、調査の最終報告書を公表した。

 中身は、設計上の欠陥を隠蔽したとしてボーイングを批判。米連邦航空局(FAA)による審査の不備も指摘している。

 具体的には、機首が上がり過ぎることで飛行機は失速するが、これを防ぐため自動的に機首を下げるソフトウエアが欠陥。それを認識しながら、FAAに必要な情報を報告せず、航空会社に納入したことが事故を招いたとされる。

 競合する欧州エアバスの新型機に対抗するため、開発を急いだことなども要因と指摘した。

【備考】前身のボーイング737は1976年に登場した比較的小型の航空機。その後何度もリニューアルし、最新型なのが737MAXだった。エンジンの効率化を目指し、最初のものよりエンジンが大型化。そのためバランスを取るため、エンジンをやや上方につけたところ、エンジン出力を上げるほど機首が上を向くようになったという。それを自動的に抑えるソフトウエアが問題だった。

路上で胸を触られた女性が交番でも

 東京都葛飾区南水元の路上で、歩行者の20代女性が、見知らぬ若い男に胸などを触られた事件が発生。

 女性は近くの亀有署南水元交番に逃げ込んだが、警察官は不在で、交番内でも男からしつこく体を触られたという。女性が激しく抵抗したため、男は逃走。女性に目立つケガはなかった。

【備考】この交番では「御用の方は この電話の受話器を上げると警察署と通話ができますので ご利用下さい」というメッセージを室内に貼っていたらしいが、恐ろしくて逃げ込んだ女性にそれがわかったかどうか? 例えば、交番内に大きな赤いスイッチを数ヶ所に置いて上記のような張り紙をするとか、交番内で大声を発すれば、それを感知するとか。被害者任せでは、いざという時使えないと言うことになる。

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