山田うどん店舗で包丁突きつけ
埼玉県警は加須市中種足、無職長島容疑者(37)を強盗致傷容疑で逮捕した。
発表によると、長島容疑者は9月29日午前、行田市小見の「山田うどん食堂行田バイパス店」に押し入り、女性従業員(33)に包丁を突きつけ「わかるよな」などと脅して現金を奪おうとし、一緒に逃げ出した別の女性従業員(58)にケガを負わせた疑い。
長島容疑者は何も奪わず逃走したが、女性は店舗入り口の段差につまずき、右手首骨折などのけがを負った。
調べに対し、長島容疑者は「借金を返すのにお金がどうしても必要だった」と、容疑を認めている。県警幹部によると、現場付近の防犯カメラの映像などから長島容疑者が浮上した。
同日未明、同市内のコンビニ店で現金約6万円が盗まれた強盗事件についても長島容疑者は関与をほのめかしており、県警は関連を調べている。