北海道新聞記者がLINEに秘密メモ提供
北海道新聞社の編集局報道センターに所属する記者(31)が、道議会に関するオフレコ取材の内容を記載したメモを、別の取材先に提供していたことが分かった。
同社は記者や編集局幹部を処分する方針。
同社によると、記者はメモを無料通信アプリ「LINE(ライン)」で送っていた。記者は「今年3~9月ごろ、情報交換のため複数のメモを送信した」と話しているという。
他の取材先から9月末、メモ流出に関する指摘があり発覚した。
非正規社員の待遇改善は? 企業側に安堵の声
非正規社員に対するボーナスや退職金など、不支給が不合理な格差といえるかどうかが争われた訴訟で、最高裁は不支給が不合理とはいえないとの判断を示した。
非正規社員を抱える企業などからは、安堵(あんど)の声が聞かれる一方、非正規社員が戦力として不可欠な現場では人員確保に向けた待遇改善が進んでおり、冷静な受け止めが目立った。
一方、多くの自動車製造現場では、必要な人員確保のために非正規社員の待遇改善が進んでいる。ある大手メーカーは雇用期間、収入、生活スペースなどが契約で保証されており、「正規従業員よりも実入りがいい場合もある」と、訴訟で争われた内容と実情の違いを強調する。
食品スーパーのライフコーポレーションは以前からパートに賞与を出し、中でも正社員を代行できる「アソシエイト」には勤続10年以上の退職時に「感謝金」名目の一時金を支給する。
大手スーパー関係者は「店によって規模なども違うので、退職金やボーナスは会社側が決められた方がいいとは思う。即戦力のパートは現場で一目置かれており企業努力も進んでいる」と話している。
少女像の撤去指示でドイツに抗議
ドイツのベルリン市ミッテ区に設置された、従軍慰安婦を象徴する少女像の撤去を同区が指示したことを受け、韓国の与党「共に民主党」などの国会議員113人は、ドイツ側に連名で抗議する書簡を在韓独大使館に伝達した。
慰安婦支援運動に携わってきた尹美香議員が提案し、書簡には与党を中心に113人の議員が名を連ねた。
書簡は「ドイツ社会が過去を反省し、国際社会において平和実現の先頭に立ってきた努力に真っ向から反する」と抗議し、「憂慮と遺憾」を伝えた。