【2020/10/31】ショーンコネリーさん死去90歳(他4本)

2020/10

東武東上線に18年ぶり新駅 『みなみ寄居駅』

 東武東上線で、同線としては18年ぶりの新駅『みなみ寄居駅』(埼玉県寄居町富田)が開業する。

 東武竹沢駅と男衾駅の間に位置し、1日当たり上下計約100本が停車する予定。

 駅は本田技研工業寄居工場に隣接する。同社は従業員の足として駅の開設を要望し、昨年6月、設置費用を同社が全額負担することで開業が決まった。

 東武東上線の新駅は、平成14年3月に開業したつきのわ駅以来となる。

【備考】読み方は「みなみよりいえき」。本田技研がこの地に工場を集約することから、東武東上線に話を持ちかけて、計画が実現した。駅の建設費用は全額ホンダ持ちだったという。

阿武隈急行が1年ぶり全線再開

 昨年10月の台風19号で被災した阿武隈急行(福島県伊達市)は、不通だった富野(伊達市)-丸森(宮城県丸森町)間15.4キロの運行を再開した。

 全線復旧は被災から約1年ぶり。

 阿武隈急行は福島(福島市)-槻木(宮城県柴田町)間の54.9キロを結ぶ。通勤、通学の客が多いが、阿武隈川観光を目的とした利用者もいる。

 台風19号では阿武隈川の氾濫で県境区間の被害が大きく、駅ホームや線路に土砂が流れ込むなどした。

 昨年12月に丸森-槻木間17.4キロで運行が再開。今回の運行再開区間では仮復旧工事が6月に終了し乗客を乗せない回送列車の通行だけが可能となっていた。

【備考】阿武隈川に沿って駅が点在する鉄道。途中、山岳地帯を通っていくので、季節によっていろんな景色が楽しめるはず。私はテッチャンじゃないけど、乗ってみたいと思わせてくれる路線だ。

ショーンコネリーさん死去90歳 

 英BBC放送によると、人気スパイ映画「007」シリーズで主人公のジェームズ・ボンド役を演じ、世界的な人気を博した英国の俳優ショーンコネリーさんが死去した。90歳だった。遺族によると、バハマに滞在中で、最近体調を崩していた。

 1930年、英北部スコットランド生まれ。貧しい境遇に育ち、牛乳配達などの仕事に就いた。16歳で海軍に入隊したが、病気で除隊となり、役者の道に進んだ。

 62年、007シリーズ第1作「ドクター・ノオ」で初代ボンド役に抜てき。190センチ近い長身とボディビルで鍛えた体を生かし、「ロシアより愛をこめて」(63年)、「ゴールドフィンガー」(64年)などで主演を務めた。83年の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」でもボンドを演じた。

 大スターの地位を確立後も「オリエント急行殺人事件」(74年)、「薔薇(ばら)の名前」(86年)、「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(89年)、「レッド・オクトーバーを追え!」(90年)など数々の話題作に出演。30年代の米シカゴ社会を描いた「アンタッチャブル」(87年)では、主人公と共にマフィアに立ち向かう警官役を演じ、アカデミー賞助演男優賞に輝いた。

【備考】2000年にはエリザベス女王からナイトの爵位が授与された、永遠のスパイ。若い時もカッコイイ存在だったが、歳をとった時のインディやアンタッチャブルの方がかっこよさが増した感じの役者だった。ちなみにジェームズボンドが所属する英国秘密情報部M I6は実在し、職員を公募しているそう。イギリス国籍を取れば、私にもなれるかな。

英、再び都市封鎖へ約1カ月

 英国のジョンソン首相は、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、首都ロンドンのあるイングランドで再びロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。

 11月5日から12月2日まで約1カ月間、飲食店や娯楽施設などの営業は原則禁じられ、できる限りの在宅が義務づけられる。

 新たな規制では、スーパーマーケットなど生活必需品を扱う店舗を除き、商業施設は閉鎖される。レストランやパブなどの飲食店は、持ち帰りや宅配を除き、営業を認めない。市民は在宅勤務が難しい場合の出勤や登校、生活必需品の買い物、運動などを除き自宅にとどまるよう求められる。

 再び大規模制限を余儀なくされたのは、英国でも新型コロナの感染状況の悪化に、歯止めがかからないからだ。31日には2万1915人の新規感染者が新たに発表され、累計で100万人の大台に乗せた。

 入院患者数は足元で約1万1千人と4月のピーク時の約6割に膨らみ、医療体制の逼迫が懸念されている。

 欧州では、フランスが10月30日から外出を原則禁じる行動規制を、全土で再導入した。

 ドイツやベルギーも11月2日から、飲食店などの営業を禁じる。主要国で厳しい規制が広がり、欧州経済は10~12月期に再び失速するのが避けられない見通しだ。

柔道大会で審判不手際 取り消し相次ぎ

 コロナ禍の中、今年度初の全国大会となった柔道の講道館杯全日本体重別選手権。31日に開幕した第1日の7階級の中で最初に決勝が行われた男子60キロ級の試合中、審判の判断や電光掲示板の操作でミスが重なり、試合が中断した。一度、「一本」と宣告されたポイントが取り消されて、会場が騒然とする場面があった。

 米村克麻と小西誠志郎の対戦。まず米村が立ち技で技ありを奪った。直後に両者が畳に崩れ落ち、寝技の攻防で小西が米村を抑え込んだ。しかし、係員が、攻めているのが米村だと勘違いし、米村の攻撃として寝技のタイマーを押してしまったという。

 直前に技ありを奪っていた米村は、10秒で抑え込みが技ありとなり、合わせて一本となる。このため、小西が抑え込んでいるにもかかわらず、10秒後には試合終了のブザーが鳴動した。

 ところが、主審は、米村が技ありを二つ奪ったと示していた電光掲示板が間違っていることに気がつかず、ブザーを聞いて「一本」を宣告。両者は離れて、互いに立ち上がった。

 ここで会場がざわつき出した。電光掲示板は相変わらず、抑えられていた米村の勝利を示していたからだ。このため、コーチボックスから抗議の声が上がって、ビデオによる検証が行われた。

 すると、抑え込んでいたのは小西で掲示板が間違っていたことは認められ、10秒しか抑え込んでいないので一本は取り消された。それでも本来ならば技ありのポイントは得られるはずだった。だが、審判団は協議の末に「実は(ブザーが鳴る前の)8秒で抑え込みが解けていた」と判断を変え、技ありのポイントさえも消してしまった。

 改めて、小西が抑え込んだ状態から試合が再開されたものの、ここでは米村が必死に抵抗してポイントを許さなかった。そのまま4分間の試合時間が終了。電光掲示板には米村に技ありが一つ、あるだけ。

 勝者は米村となり、一時は一本勝ちと思われた小西は敗者になった。小西のコーチボックスからは「メチャクチャじゃないですか」という抗議の声が上がった。抑え込みの技ありが認められていれば、延長戦に入るはずだった小西もしばらく畳を下りようとしなかった。

 勝った米村は「優勝できたんですけど、なんか気まずいというのが正直な気持ち」と複雑な表情。

 負けた小西は「抑え込んで勝ったと思ったのに、いつ、止まったのかも分からなくて。技ありも取り消されて」と不満が残った。

 大迫明伸審判長は「残念なことが重なった」と釈明。全日本柔道連盟の大会事業委員会などで検証することを明らかにした。

【備考】稚拙ですな。関係者は恥ずかしくて、もう現在は関係者ではないでしょう。見てなかったとか、勘違いだったとか、ありえない。ビデオ検証までしてこの結末って。これなら審判はいらない、邪魔なだけだ。野球でもそうだが、早くAIを導入してほしい。

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