ウィーンで銃撃3人死亡 イスラムのテロ
オーストリアの首都ウィーン中心部で午後8時ごろ、複数の場所で銃撃があり、少なくとも3人が死亡、15人が負傷した。また、容疑者1人が警官に射殺された。
ネハンマー内相は「イスラムのテロ」と断定。ほかにも襲撃犯がいて逃亡している可能性も排除できないとして、市民に現場に近づかないよう呼び掛けた。
在オーストリア日本大使館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。
射殺された容疑者は突撃銃などで武装していたという。ネハンマー氏は容疑者について、過激派組織「イスラム国」(IS)に「共感を抱いていた」と説明した。地元メディアによると、近隣にはシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)があるが、標的にされたかは不明という。
オーストリアでは3日から、新型コロナウイルスの感染拡大阻止のため、夜間の外出制限や、飲食店閉鎖などのロックダウン(都市封鎖)が始まった。現場は多くの観光名所や飲食店が集まる旧市街。2日は「当面、夜の生活を楽しめる最後の機会」と多くの人が出歩いていたもようだ。
住宅街で発砲男性2人重傷 暴力団抗争か
午前11時ごろ、兵庫県尼崎市稲葉元町の住宅街路上で、男性2人が拳銃のようなもので撃たれたと通行人の女性から110番があった。
2人は重傷で、病院に搬送された。県警は暴力団同士の抗争の可能性もあるとみて、殺人未遂容疑で逃げた男2人の行方を追っている。
県警尼崎南署や消防によると、撃たれた男性はいずれも60代で、1人は両脚の太ももから出血し、もう1人は左手にけがをしている。搬送時に意識はあり、命に別条はない。
男性2人は逃げた男2人について、40代ぐらいでマスクを着用し、徒歩で南に逃げたと説明。発砲音は2回で、拳銃は見つかっていないという。
トルコ沖地震の死者100人に救助活動続く
トルコ、ギリシャ沖のエーゲ海で発生した地震で、トルコ当局は国内の死者は100人、負傷者は990人以上となったと発表した。死者はギリシャ側の2人と合わせて計102人となった。
当局によると、負傷者の大半は病院での治療を終え、約150人が入院中。被害が集中するトルコ西部イズミル県バイラクルでは17の全壊建物のうち12カ所で捜索が終了した。2日夜は残る5カ所で救助活動が続いた。
約65時間ぶりに救出されたエリフ・ペリンチェキちゃん(3)は、病室のベッドで人形を持ったり、絵を描いたりする姿が報じられた。約58時間ぶりに救出されたイディル・シリンさん(14)は集中治療を受けているが、主な身体機能は正常という。妹のイペッキさん(8)は救出時に遺体で見つかった。
米地質調査所(USGS)によると、地震は10月30日午後、イズミルとギリシャ東部サモス島の沖合で起きた。マグニチュード(M)は7.0で、津波も発生した。
福男選び来年は狭き門
えびす神社の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)は、新年に参拝一番乗りを競う恒例行事「福男選び」について、来年1月10日は門前のスタート位置に並べる参加者を例年の258人から80人に減らし、事前抽選することを決めた。
例年は先着1500人からその場で抽選していたが、新型コロナウイルス対策で、参加者の密集を避ける必要があると判断した。
申し込みできるのは、中学生以上55歳以下で、当日は検温を実施し、マスクも着用してもらう。申し込みは、社務所への持参や郵送で今月15日から12月15日まで受け付ける。
ハンド元代表・宮崎大輔容疑者を送検
愛知県警中署は、名古屋市内のホテルで交際相手の女性の髪を引っ張るなどして逮捕したハンドボール元日本代表の宮崎大輔容疑者(39)を暴行容疑で名古屋地検に送検した。