【2020/12/06】はやぶさ2のカプセル回収 豪州砂漠に着地(他2本)

2020/12

大阪へ自衛隊の看護師派遣準備 

 西村康稔経済再生担当相は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府に対し、自衛隊の看護師派遣の検討を明らかにした。

「吉村(洋文大阪府)知事から看護師が足りないと呼び掛けがされている。要請を受けることを想定し、自衛隊の看護官を派遣することも視野に準備したい」と述べた。

【備考】看護師が足りなくなったのは、患者が増えたことは無論だが、長時間労働の苦痛さに辞めていく人も多かったとか。看護師の多くは、人を助けたいというボランティア精神旺盛なのに、そこから去っていくというのは余程のこと。看護官を増やすのも必要だが、看護師の現状もよく見ておくべきだったと思う。

はやぶさ2のカプセル回収 豪州砂漠に着地

 探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが、午前2時半ごろ、オーストラリア上空の大気圏に突入した。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は同4時45分ごろ、計画通り豪州南部ウーメラ付近の砂漠に着地したカプセルを発見。約3時間後に回収した。
中には小惑星「りゅうぐう」の砂が入っているとみられ、日本に持ち帰って詳細な分析を進める。

 小惑星の砂の回収に成功すれば、2010年に初代「はやぶさ」が「イトカワ」から持ち帰って以来の快挙となる。有機物や水を含むとされる、炭素質(C型)小惑星からの回収は世界初で、太陽系の成り立ちや、生命の起源に迫る手掛かりになると期待される。

 直径40センチのカプセルは、5日午後2時半、高度約22万キロではやぶさ2から分離。秒速12キロで大気圏に突入し、現地では流れ星のように光る「火球」が観測された。

 カプセルは、高度約10キロでパラシュートを開いて降下。現地に派遣されたJAXAの回収班は、カプセルが発する信号電波(ビーコン)で位置を推定し、ヘリコプターで回収に向かった。

公明、衆院選へ強まる「自己主張」 菅首相の配慮期待

 支持率は前月から8ポイント減の61%。

 JNNが5、6両日に実施した調査では、同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が、「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は、記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。
公明党の山口那津男代表は、記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。

 自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。
公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と、感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は、菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。

 政治資金規正法など、違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と、吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

【備考】この時期、Go Toの再開によって、コロナ患者の数が増加。Go Toは、これ以上の援助金が見込めない飲食店などの救済策だったが、予想通り患者数が増え、病院の逼迫度が高まり、救急車も空いた病院を探すのに時間がかかるほど、問題になっていた。かといって、Go Toをやってなければ、さらに閉店する飲食店やホテルなどが増えたはず。この時期、安倍氏の桜を見る会問題もあって、菅政権が厳しく見られるのはある意味、ツケが回ってきたということだろう。

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