【2020/12/11】小松政夫さん死去 「電線音頭」で人気(他4本)

2020/12

内閣支持続落43.1% コロナ対応評価せず4割超

 菅内閣の支持率は、前月比5.2ポイント減の43.1%だった。

 減少は2カ月連続。また、新型コロナウイルス感染をめぐるこれまでの政府対応について評価を尋ねたところ、「評価しない」が44.0%で他の回答を上回った。

 不支持率は同7.0ポイント増の26.6%。新型コロナ対応を「評価する」は32.4%、「どちらとも言えない・分からない」は23.6%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、「他に適当な人がいない」16.3%、「首相を信頼する」11.5%、「印象が良い」9.7%と続いた。

 支持しない理由(同)は、「期待が持てない」13.7%、「首相を信頼できない」12.1%、「リーダーシップがない」10.1%の順。

 政党支持率は自民党が24.7%、立憲民主党が4.1%。以下、公明党3.3%、日本維新の会1.8%、共産党1.5%、国民民主党0.9%、れいわ新選組0.6%など。

「支持政党なし」は60.3%だった。

【備考】支持率約25%の政党が、この日本を支配している。そのうち、大増税や軍備増強、憲法改正を行うようになる。75%の国民は、それらを甘んじて受け入れ、若者は手榴弾を握ったまま、敵陣へ突っ込むことになる。まるで80年前の光景だが、ゆっくりと、しかし確実にその光景の再来が近づいているように思う。

小松政夫さん死去 「電線音頭」で人気

 コメディアンで俳優の小松政夫(こまつ・まさお、本名松崎雅臣=まつざき・まさおみ=)さんが、7日、肝細胞がんのため東京都内の病院で死去した。78歳。福岡市出身。告別式は親族のみで済ませた。喪主は妻の朋子(ともこ)さん。

【備考】忘れたが、とあるバラエティー番組のワンコーナーに、『電線音頭』があった。当初は大流行り。小学校の休憩時間は、いつも誰かがこれを踊っていた。伊東四郎さんとのコンビで、楽しかった記憶がある。確か『しらけ鳥』なんていうギャグもあり、しらけるという言葉はこの時知った。

鹿児島県日置市5人殺害 被告に死刑判決

 鹿児島県日置市で、親族ら5人を殺害したなどの罪に問われた男の裁判員裁判で、鹿児島地裁は死刑判決を言い渡した。

 この裁判は岩倉知広被告がおととし、近くに住む祖母の家で、父親の正知さんと祖母の久子さんら親族知人合わせて5人を殺害するなどした罪に問われていた。

 これまでの裁判で検察側は死刑を求刑し、弁護側は「妄想性障害が認識能力を著しく減退させた」などとして無期懲役を求めていたが、鹿児島地裁の岩田光生裁判長は、岩倉被告に死刑判決を言い渡した。

 判決を聞いた岩倉被告は暴れだし、遺族に飛び掛かろうとしたが、刑務官に取り押さえられた。鹿児島地裁でこれまでに死刑判決が言い渡されたのは1件で、裁判員裁判では今回が初めて。

【備考】裁判員裁判の死刑判決は、時折高裁で覆されることがあるから、今後も注目。5人も殺していれば、判決は揺るぎないものになるだろうが、裁判官はメンツのために、覆すことがある。そもそも、容疑者が犯行に及んだかどうかは、確かに専門的な面があるが、容疑者が犯罪者となり、その刑罰を課すのは一般人がもっとも相応しい。なぜなら、刑罰は遺族感情に近い一般人感情を入れる必要があると思うから。子供を轢き逃げで殺し、その刑罰が5年前後なんて、裁判官相場であって、我々一般人には到底納得できない。さらにいえば、事故で相手を殺しても、初犯なら執行猶予判決になることがザラ。執行猶予とは、その間悪いことをすれば投獄されるが、過ぎれば捕まることがない温情判決。人を死なせても、実質的な罪は課さないのが裁判官のモラルであり、日本の司法だ。

ソフトバンクG 米ロボ会社株を売却

 ソフトバンクグループ(SBG)は、子会社を通じて保有していた米ロボット開発会社ボストン・ダイナミクスの株式の大半を、韓国の現代自動車に売却することで合意したと発表した。

 売却額は5億7400万ドル(約600億円)。来年6月までに取引を完了する。SBGは約20%のボストン株を持ち続ける。

 SBGは「当社の株主価値の最大化を図る中で、現代自動車をパートナーに迎える時機と判断した」と説明している。売却で得た資金の使途は、株主還元や債務削減を選択肢に挙げた。

 ボストンはグーグル傘下を経て、SBGが平成30年2月に子会社化し、全株式を保有している。現代自はボストンの新株発行を引き受け、SBGの保有株も取得して約80%を持つことになる。

マンションで母娘が餓死か 大阪・港区

 大阪市港区築港3丁目のマンションの一室で、女性2人の遺体が見つかった。

 司法解剖したところ、2人とも餓死したとみられ、1人は住人の職業不詳の女性(42)と判明。もう1人は同居している60代の母親とみて確認を進めている。

 港署によると、42歳の女性の死因は低栄養症による心機能不全。母親とみられるもう1人は飢餓による低栄養症で体重は約30キロだった。それぞれ死後数カ月とみられる。

 現場の部屋はメゾネットタイプで、2人はそれぞれ1階と2階の床の上で仰向けに倒れていた。室内には食べ物がほとんど残されていなかったという。

 管理会社から「郵便物がたまっている」と連絡を受けた親族が、午後2時半ごろに署に安否確認を依頼。駆けつけた署員の呼びかけに応答がなく、ドアが施錠されていたため、消防隊がベランダの窓から室内に入ったという。

【備考】多くの食料を破棄して問題になっているというのに、時々日本では時代錯誤な事件が起きる。以前、福岡で餓死した人物は、遺書に「おにぎりが食べたい」と書いていた。生活保護を断られたのちのことだった。役人や政治家たちには笑い話に聞こえるかもしれないが、こうした事件は、役所の怠慢、政治の失政であることを自覚してほしい。

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