【2021/01/16】内閣支持率34.2% 新型コロナ対応に不満61%(他2本)

2021

内閣支持率34.2% 新型コロナ対応に不満61%

 時事通信が1月に実施した世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となり、初めて不支持が支持を上回った。

新型コロナウイルス対応に対しては「評価しない」が61.4%だった。
支持理由では「他に適当な人がいない」が最多で、不支持理由では「期待が持てない」や「リーダーシップがない」が挙げられた。
政府のコロナ対応を「評価する」は18.5%で、観光支援策「Go To トラベル」の中止を支持する声が54.9%となった。

 自民党の支持率は23.7%で、立憲民主党は3.1%と合流後最低を記録した。

東京五輪 コロナ猛威で中止論高まる

 東京五輪・パラリンピックには開催の不透明感が漂っており、新型コロナ感染の急増により中止論が浮上している。

菅義偉首相は「安心・安全な大会」を目指すも、感染収束の見通しが立っていない。
政権運営に大きな影響を及ぼす決断が迫り、自民党内でも中止論が強まっている。

 米国からの参加が不可欠とされる中、感染リスクやワクチン接種の進捗、観客受入れなどさまざまな課題が浮上しており、政府や組織委員会は対応に追われている。
来春に向けての展開が注目される状況となっている。

【備考】オリンピックは選手以外に、各国からのスタッフが6000以上必要となる。日本だけでは開催自体厳しい現状があった。しかも新型コロナは、変異株が次々発生していて、収集がつかない状態。日本の世論でも、海外からの多くの入国者に警戒感があり、オリンピック中止の声も強かった。私は、もともと東京五輪には誘致段階から猛反対だった。だって、都知事や自民党に勲章を与えるために、300億と噂される誘致資金を払いたくなかったから。しかし来る以上、ぜひ成功して300億以上を回収して欲しいと願っていた。オリンピック開催施設の改築費など、1兆円を超える金額も回収したいと思っていたが、結果はご存知の通り。単にパリへバトンを渡すだけの金額には、少し高額だったと思う。

鼻出しマスク男(49)大学入試で失格 トイレ立てこもり

 大学入学共通テストで、マスクから鼻を出したまま受験し、失格になった受験生の男が試験会場のトイレに立てこもり、警視庁によって現行犯逮捕されたことが分かった。

49歳の男は、試験中に監督者から鼻出しマスクについての注意を受けたが、指示に従わず失格となり、その後トイレに立てこもっていた。
警察官が駆けつけ、建造物不退去の現行犯で逮捕されたという。
男は試験当日から受験に臨んでおり、監督者の指示に従いたくないと主張していた。逮捕されたのは午後10時ごろだった。

【備考】大学入試のテストを49の男が受けるのは、よほどの理由があってのことだろう。また、マスクから鼻を出していたから、失格になったのも気の毒に思う。ただ、ルールやマナー、他人への配慮は、この日本ではもっとも重視されるもの。それを守らないのは、日本の大学という最高教育機関に進む資格はない。

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