内閣支持率34.2% 新型コロナ対応に不満61%
時事通信が1月に実施した世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比8.9ポイント減の34.2%、不支持率は13.1ポイント増の39.7%となり、初めて不支持が支持を上回った。
新型コロナウイルス対応に対しては「評価しない」が61.4%だった。
支持理由では「他に適当な人がいない」が最多で、不支持理由では「期待が持てない」や「リーダーシップがない」が挙げられた。
政府のコロナ対応を「評価する」は18.5%で、観光支援策「Go To トラベル」の中止を支持する声が54.9%となった。
自民党の支持率は23.7%で、立憲民主党は3.1%と合流後最低を記録した。
東京五輪 コロナ猛威で中止論高まる
東京五輪・パラリンピックには開催の不透明感が漂っており、新型コロナ感染の急増により中止論が浮上している。
菅義偉首相は「安心・安全な大会」を目指すも、感染収束の見通しが立っていない。
政権運営に大きな影響を及ぼす決断が迫り、自民党内でも中止論が強まっている。
米国からの参加が不可欠とされる中、感染リスクやワクチン接種の進捗、観客受入れなどさまざまな課題が浮上しており、政府や組織委員会は対応に追われている。
来春に向けての展開が注目される状況となっている。
鼻出しマスク男(49)大学入試で失格 トイレ立てこもり
大学入学共通テストで、マスクから鼻を出したまま受験し、失格になった受験生の男が試験会場のトイレに立てこもり、警視庁によって現行犯逮捕されたことが分かった。
49歳の男は、試験中に監督者から鼻出しマスクについての注意を受けたが、指示に従わず失格となり、その後トイレに立てこもっていた。
警察官が駆けつけ、建造物不退去の現行犯で逮捕されたという。
男は試験当日から受験に臨んでおり、監督者の指示に従いたくないと主張していた。逮捕されたのは午後10時ごろだった。