【2021/01/17】バイデン氏の就任前支持率67%でオバマ氏を下回る(他1件)

2021

米国大統領就任式で首都に2万5000人の州兵配置

 バイデン次期米大統領の就任式を控え、全米各州が警備を強化している。

州議会議事堂周辺でのデモを警戒し、警備体制の強化や閉鎖が行われている。
ワシントンでは2万5千人の州兵による警備体制が敷かれ、他の州でも州兵の動員やフェンスの設置が行われている。

 FBIは州議会での武装集団によるデモの可能性に警戒し、各州が対策を講じている。航空会社も対策を講じ、銃の預け入れを拒否したり、アルコール販売を停止したりしている。
大手IT企業も情報提供で協力し、規約違反のイベントの阻止や政治広告の一時停止を行っている。
警戒レベルの高い異例の厳戒態勢の下で、バイデン次期政権は就任式に臨むこととなる。

バイデン氏の就任前支持率67%でオバマ氏を下回る

 世論調査結果によると、バイデン次期大統領の支持率は67%、不支持率は25%でだった。

この調査は、バイデン次期大統領が就任を控えている時点で行われたものであり、最近の大統領が就任直前に得た支持率と比べると、トランプ大統領の40%を大幅に上回っている。
ただし、ブッシュ(子)元大統領の72%やオバマ前大統領の80%には及ばない結果となった。

 また、調査結果によれば、バイデン次期大統領が米国の将来について正しい決断をすると確信している人は49%。
新政権に対する期待度はあまり高くないことが示された。

そして62%の人が、バイデン次期大統領が正当に大統領に選ばれたと回答しているが、共和党支持層では7割が「正当ではない」と答えている。
さらに、トランプ支持者による連邦議会乱入については89%が反対している。

【備考】上記の世論調査は、ワシントン・ポストとABCテレビが共同で実施したもの。約1000人を対象に、10日から13日にかけて行われた。2024年現在、アメリカ大統領選で再度バイデン、トランプの決戦が濃厚なのは、この頃から決まっていたことかもしれない。

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