俳優の森山周一郎さん死去 86歳
俳優で声優の森山周一郎さんが、肺炎のため亡くなったことが所属事務所から明らかになった。
86歳で、葬儀は家族葬で行われる予定。
森山さんは名古屋市出身で、NHKの『エール』や『徳川慶喜』などに出演。
また、ジブリ映画『紅の豚』のポルコ・ロッソ役や『刑事コジャック』の吹き替え、テレビ朝日系ドラマ『TRICK』のナレーションなどでも活躍した。
スパコン富岳 3月から本格的に運用
文部科学省と理化学研究所は、新型スーパーコンピューター「富岳」の本格的な運用を、3月9日に開始することを発表した。
富岳は昨年から、新型コロナウイルス感染症対策などで活用され、飛沫シミュレーションや治療薬候補の研究で成果を上げている。
今後は幅広いユーザーが利用できるようになり、一般公募による利用課題も選定中だ。
富岳は過去に、スパコンのランキングで首位を獲得し、高い実用性が防災や産業競争力向上などで活用されることが期待されています。
ボランティア辞退重く受け止める JOC山下会長
JOCの山下泰裕会長は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受けたボランティア辞退について、自民党の二階俊博幹事長が「瞬間的」と述べたことに対し、「瞬間的なものと捉えていない。捉えてはいけないと思う」とコメントした。
森会長の発言を「極めて不適切」とし、撤回や謝罪があったことに触れつつ、進退については問わない考えを示した。
また、JOCのアスリート委員会を通じて選手の意見を集約し、選手の発信がリスクになる可能性を考慮して、JOCが声をまとめて発信する方針を明らかにした。
森氏発言黙認できず 聖火ランナー辞退
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を受け、福島県の男性聖火ランナーが辞退することが分かった。
男性(57)は、「夢の舞台で走れないことは残念だが、性差別を黙認することはできない」と語った。
森氏の発言や擁護に批判的で、「日本の古い考えが残っていて、国際社会の性差別への意識と懸け離れている」と述べた。
男性は原発事故で被災し、地元を盛り上げるため聖火ランナーに応募。
辞退の意向を示した際、性差別の問題と故郷への思いを強調し、「間違っていることには声を上げなければ、差別は無くならない」と述べた。
森氏の発言を受け、別の聖火ランナーや大会ボランティアも、辞退する動きがあることが明らかになっている。