【2021/02/13】蜃気楼が富山でもっとも早く観測(他2本)

2021

福島、宮城など7県で震度6地震

 東北地方で 発生した最大震度 6 強の地震により、福島、宮城を含む 7 県で 102 人のけが人が報告された。

福島県では 52 人が負傷し、郡山市では 1 人が重傷を負った。
民家 10 棟が一部損壊し、公共施設など 22 棟にも被害が出た。
避難所が 18 市町村の 70 カ所で開設され、53 世帯 120 人が避難している。

 宮城県では 40 人が負傷し、仙台市で 28 人が軽傷を負っている。
他の県でも転倒や落下物によるけがが報告され、各地で断水や避難所の設置が行われている。

【備考】ケガ人はいたが、死者がこの当時まだ出てないことは、不幸中の幸い。ここ数年、日本国内で毎年のように震度5以上の地震が起き、雨や台風による被害も大きい。これに対する政府の行動は、自衛隊を出し、お金を出すという3.11以前と変わらない。建築法が少し変わった程度か。もっと根本的なもの、震度10の地震でも笑えるような都市づくりはできないものだろうか。

蜃気楼が富山でもっとも早く観測

 富山県では、高気圧に覆われて暖かい空気が流れ込み、4 月中旬から 5 月上旬並みの暖かさとなった。
魚津市では今年初めて蜃気楼が現れた。

同日午前には、射水市から富山市水橋地区にかけて、街並みが歪んで見える蜃気楼が発生。
富山地方気象台によると、この日の最高気温は県内各地で今年最高を更新し、14 日も春の陽気が続くとのことだ。

【備考】蜃気楼とは、蜃(大ハマグリ)が気を吐いて、楼閣を描くと考えられたところから付けられた。大気の下層に温度などの密度差があるとき、光の異常屈折により、地上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたり、遠くの物体が近くに見えたりする現象だ。日本では特に、この富山で多く見られる。

無罪主張の強殺死刑囚 判決直前で上告取り下げ

 静岡県で 2016 年に知人男性 2 人を殺害し、遺体を浜名湖周辺に遺棄したとして強盗殺人罪などに問われた川崎竜弥被告(37)が、死刑判決を受け、13 日付で上告を取り下げたため、死刑が確定した。

被告側は一貫して無罪を主張していたが、最高裁で 15 日に予定されていた判決を前に、上告を取り下げた。

 確定判決によると、川崎被告は 2016 年 1 月 29 日頃に元同僚の須藤さん(当時 62 歳)を殺害し、キャッシュカードを奪い、計 454 万円を得たほか、同年 7 月 5 日頃には知人の出町さん(同 32 歳)を刺殺するなどしたとされている。

【備考】川崎被告はずっと無罪を訴えていた。だが、防犯カメラによる、被害者宅から退去する被告の姿や、被害者の資産を勝手に取得するなど、さまざまな状況証拠により、1審2審で死刑宣告された。あらかじめ被害者の資産状況を調べたり、被害者は2人いること。そして、明らかに資産目的の殺人だったので、死刑は免れなかった。日本では強盗殺人や保険金殺人はとくに重く、たとえ被害者が1人でも、良くて無期懲役、通常は死刑となる案件だ。もし金を盗むつもりで、誤って人を殺したとしても死刑に可能性があるから、今一度考え直したほうがいいだろう。

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