大阪人の私が東京に来て、夢を持ちつついくつかの転職を繰り返し、その職場ごとで得られた経験と知識をお話ししましょう。何かの参考になればと思うので、暇つぶしに読んでください。
コンビニバイト編
私が初めて給料をもらう仕事をしたのは、高校生の時。コンビニでした。
驚くなかれ、その時の時給は500円未満だったと思います。大阪にある、病院近くのコンビニでした。
時給は、今思えば低すぎるだろうと信じられないですが、当時の高校生バイトなんてそんなもの。でも小遣い稼ぎだったので、私にはとても嬉しかったです。
毎月2万ほどの収入になり、好きな小説やマンガ、お菓子などが買えました。当時はまだファミコンはありませんので、ゲームを買うこともありませんでした。
休日バイトはつらいよ
高校生の小遣いなんて、当時はおそらく3千円ぐらい。5千円もらえばおぼちゃま気分になれたので、2万の小遣いは私にとって夢のような収入でした。
でも、そのためには、日曜日の朝8時から夕方6時ごろまで、ずっと拘束されています。せっかく買った小説やマンガ、なかなかゆっくり読めませんでした。
当時の授業は、土曜日は昼まであったので、朝からゆっくりできるのは日曜日しかなく、バイトのためにその貴重な時間を失っていたのです。
初めての仕事は半年で
仕事自体は楽しかったです。
賞味期限切れのパンは、基本破棄するのですが、店員なら半額で買えました。また暇な時は、店長がいない時に限って、週刊誌やマンガを立ち読みすることもできました。今はあり得ないですが、当時は結構のんびりやれました。
これも当時の特徴でしょうが、今のように品出しや清掃など、細かく言われたことはありません。私は日曜メインで働いていたためか、病院は休んでおり、客がいつもより少ないという幸運もあったでしょう。
ですが、高額の小遣いのため、小遣いを使う時間がなくなるのは予想していませんでした。
例えば、何か高価なものを買う、もしくは旅行するなど、決まった目標があるわけでもなく、ただ初めての仕事という好奇心と、高校生にとっては高額の報酬だけでは、モチベーションは続かなかったようです。
結局、コンビニは半年ぐらいで辞めてしまいました。やはり日曜日が無くなるのは辛く、2万円との天秤かけて、日曜日を取ることにしたのです。