【2021/03/05】 ヒットメーカー都倉俊一氏が文化庁長官に(他2本)

2021

ヒットメーカー都倉俊一氏が文化庁長官へ

 政府は文化庁長官に、作曲家の都倉俊一氏を起用することを決めた。

都倉氏は、ピンク・レディーや山本リンダなどのヒット曲を手がけ、日本を代表する作曲家として知られている。
豊富な音楽経験と、文化審議会委員としての行政経験から、文化庁の新たなリーダーとして期待されている。

萩生田文部科学大臣は、都倉氏の優れた知識と高い組織マネジメント能力を評価し、今回の起用に至ったと述べている。
都倉氏は、コロナ終息後の文化芸術の再起動など、今後の文化庁の重要な課題に取り組むことになる。

【備考】都倉氏は『UFO』『サウスポー』『どうにもとまらない』など、ヒットメーカーの作曲家。父親が元外交官でドイツに住んでいたこともあるとか。将来は、本格的に政治の道に入るかもしれない。

中国で全人代が開幕 新5か年計画の目標とは

 全国人民代表大会(全人代)が北京で開幕。

 李克強首相は 、2021 年の GDP 成長率目標を「6%以上」と設定したが、25 年までの新 5 か年計画の成長率目標は提示しなかった。
新型コロナウイルスや、米中対立の影響を考慮したと見られる。
前回は「年平均 6.5%以上」と明示しており、目標不提示は異例。

李首相は経済目標を実際の状況に応じて定めるとし、質と効率を重視する姿勢を強調した。
研究開発費を年平均 7%以上増加させ、デジタル社会化の推進も掲げた。
国防費は前年比 6.8%増で、米国への対抗を強調。香港の選挙制度見直しも議題に上がった。

NASA 火星探査車の走行試験成功

 NASA の火星探査車「パーシビアランス」が初の走行試験に成功した。

約 4 メートル前進後、旋回し後退する 33 分間の試験で機動性が確認され、生命の痕跡探査への期待が高まった。
6 輪の探査車は 1 日約 200 メートルの移動能力を持つ。
NASA は今後、長距離走行試験やヘリコプター飛行実験を計画している。
着陸地点はかつて水があったとされるクレーターで、「オクテイビア・E・バトラー」と非公式に命名されている。

【備考】米航空宇宙局(NASA)が打ち上げに成功した火星探査のロケットは、今回で3回目。これ以前、アラブ首長国連邦、中国が火星探査ロケットの打ち上げに成功させている。NASA開発のパーシビアランスは、開発に2500億円かかったとか。明らかな目標がない限り、今の日本には難しい。ちなみに、この時期に火星探査ラッシュになったのは、惑星の並びの関係で、26カ月に一度だけ地球から火星まで最小限の燃料で行けるタイミングだからという。

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