ヒットメーカー都倉俊一氏が文化庁長官へ
政府は文化庁長官に、作曲家の都倉俊一氏を起用することを決めた。
都倉氏は、ピンク・レディーや山本リンダなどのヒット曲を手がけ、日本を代表する作曲家として知られている。
豊富な音楽経験と、文化審議会委員としての行政経験から、文化庁の新たなリーダーとして期待されている。
萩生田文部科学大臣は、都倉氏の優れた知識と高い組織マネジメント能力を評価し、今回の起用に至ったと述べている。
都倉氏は、コロナ終息後の文化芸術の再起動など、今後の文化庁の重要な課題に取り組むことになる。
中国で全人代が開幕 新5か年計画の目標とは
全国人民代表大会(全人代)が北京で開幕。
李克強首相は 、2021 年の GDP 成長率目標を「6%以上」と設定したが、25 年までの新 5 か年計画の成長率目標は提示しなかった。
新型コロナウイルスや、米中対立の影響を考慮したと見られる。
前回は「年平均 6.5%以上」と明示しており、目標不提示は異例。
李首相は経済目標を実際の状況に応じて定めるとし、質と効率を重視する姿勢を強調した。
研究開発費を年平均 7%以上増加させ、デジタル社会化の推進も掲げた。
国防費は前年比 6.8%増で、米国への対抗を強調。香港の選挙制度見直しも議題に上がった。
NASA 火星探査車の走行試験成功
NASA の火星探査車「パーシビアランス」が初の走行試験に成功した。
約 4 メートル前進後、旋回し後退する 33 分間の試験で機動性が確認され、生命の痕跡探査への期待が高まった。
6 輪の探査車は 1 日約 200 メートルの移動能力を持つ。
NASA は今後、長距離走行試験やヘリコプター飛行実験を計画している。
着陸地点はかつて水があったとされるクレーターで、「オクテイビア・E・バトラー」と非公式に命名されている。