【2021/03/06】史上初 ローマ教皇がイラクでシーア派と会談(他1本)

ミャンマー治安当局がデモ象徴の女性を「検視」

 ミャンマーでクーデター抗議デモに参加し、射殺された女性の検視結果を当局が公表した。
治安部隊の発砲が死因ではないとし、紛争拡大を狙う勢力の仕業だと主張するが、市民はこれを隠蔽だと強く非難している。

 死亡したチェー・シンさん(19)はデモの象徴的存在で、葬儀には多くの市民が参列。

 当局は遺体を墓から掘り起こし、判事や証人立ち合いの下で検視を行ったと説明。

 しかし、市民の間では当局が遺体を医療施設へ搬送せず、現場で検視を済ませたと見る向きが強い。

【備考】遺体を検視した結果も報告。遺体頭部から検出された鉛片は治安部隊の使用している銃弾とは異なるとのこと。だが、これは国軍系テレビの報道であり、真実は闇の中。2025年の日本では、話題に上らなくなったミャンマー事情だが、ウクライナより多少影響力のあるミャンマーに対し、日本政府が働きかけできないのだろうか。少なくとも、デモ参加した未成年者の暗殺などさせないようにできると思うのだが。

史上初 ローマ教皇がイラクでシーア派と会談

 ローマ教皇フランシスコは、イラクのシーア派最高権威シスタニ師と会談し、宗教間の協力と友情を訴えた。

 シスタニ師もキリスト教徒の安全な暮らしを支持し、宗教指導者が社会の不公正を減らす役割を果たすべきだと述べた。

 この会談は、ローマ教皇がイラクの地を踏む歴史的な出来事であり、異なる宗教間の対話と連帯を象徴するものとなった。

【備考】ローマ教皇がイラク訪問するのは今回が初めて。イスラム教シーア派の聖地ナジャフを訪れ、宗教間の友情と協力の重要性を、シスタニ師と確認しあったという。私の意見としては、ユダヤ教や仏教も含めて平和な話し合いができれば、きっと争いは激減すると思う。

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