駒大が13年ぶり総合優勝 最終区で創価大を逆転
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走最終日、21チームが参加して神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路(6〜10区、109.6キロ)が行われ、往路3位の駒大が逆転。13年ぶり7度目の総合優勝した。
昨秋の全日本大学駅伝との2冠を達成した。
往路を制した創価大が総合2位に。東洋大は3位となった。
総合2連覇を狙った青学大は往路で12位と出遅れたが、復路で追い上げて4位に入った。
駒大は10区の石川拓慎(3年)が、トップの創価大と3分19秒差でスタートしたが、21キロの手前で逆転することができた。
トランプ氏「1万1780票見つけろ」 結果改ざん要求か
米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、トランプ大統領は南部ジョージア州の政府高官に対し、昨年11月の大統領選の結果を覆すのに十分な数の票を「見つける」よう要求していたことが明らかになった。
この要求は、2日に行われた1時間以上に及ぶ電話会談の録音から、明らかになったもの。
もし、現職大統領が選挙結果をねじ曲げるよう圧力をかけたとすれば、法的責任を問われる可能性もある。
トランプ氏はジョージア州のラフェンスパーガー州務長官に対し、「私が望むのは1万1780票を見つけることだけだ」と発言。
「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何も悪いことではない」とも述べ、暗に集計結果の改ざんを求めたと報じられている。
ジョージア州政府は先月、2回にわたる再集計の結果、バイデン氏が1万1779票差で勝利したと認定していた。
レコード人気復活じわり 生産枚数10年で12倍
CDの普及により、低迷していたレコードの人気が復活しつつある。
過去10年間で、レコードの生産枚数は約12倍に増加し、新曲やアルバムをレコードで発売するアーティストも増加。業界は若い世代を含め、さらなるファン獲得のために一丸となって普及に努めている。
日本レコード協会によると、レコードの生産枚数は1970年代後半に年間約2億枚と全盛期を迎えたが、CDの台頭により2009年には約10万枚に減少した。しかし、その後は増加に転じ、2019年には約122万枚まで回復する。
近年では、ミスターチルドレンやきゃりーぱみゅぱみゅなどの人気アーティストも、新曲やアルバムをレコードで発売。ストリーミングなどの配信サービスが主流となっている中で、若年層にもレコードの人気が広がり、聴き方が多様化していると協会の担当者は指摘している。
業界全体で、普及や情報発信に取り組んでおり、レコード製造を行っている「東洋化成」は、レコード会社や販売店と協力して、「レコードの日」などのイベントを開催。
年に数回、新譜や往年の名曲など約100タイトルを一斉販売し、一度に十数万枚を生産することもある。この取り組みには、海外からも問い合わせが寄せられるなど、大きな反響があるとのことだ。
パトカーから逃走し多重事故 自衛官逮捕した福岡県警
福岡県古賀市の国道3号で2020年11月、乗用車が逆走し、車4台が絡む多重衝突事故があった。
県警粕屋署は、男女6人に重軽傷を負わせたとして、乗用車を運転していた陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)所属の自衛官、矢野容疑者(26)を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は20年11月6日午後11時ごろ、古賀市今の庄3の国道3号で、中央分離帯が途切れた交差点から対向車線に入って逆走。軽乗用車2台と衝突し、後続の乗用車も事故に巻き込んで、軽乗用車運転の男性会社員(当時45歳)=山口県宇部市=に胸骨を折るけがをさせるなど、19~45歳の男女6人に重軽傷を負わせたとしている。
粕屋署によると、事故直前、覆面パトカーが速度違反の疑いがあるとして矢野容疑者の乗用車を赤色灯をつけて追跡しようとしたところ、突然対向車線に進入したという。矢野容疑者は「検挙されると思ったから逃げた」と容疑を認めている。
事故では被害者の6人の他、矢野容疑者と同乗の20代男性もけがをした。
タクシー運転手、脳卒中か 6人死傷事故 警視庁
東京都渋谷区笹塚の国道で発生したタクシーの事故で、運転手の男性(73)が事故直前に脳卒中を起こした可能性があることが分かった。
警視庁は男性が運転中に意識を失い、横断歩道に突っ込んだとみて、詳しい経緯を調査している。
事故は4日の夜に発生し、歩行者6人が死傷。
警視庁代々木署によると、タクシーは青信号で横断歩道を渡っていた歩行者らをはねた後、中央分離帯付近で停車した。
タクシーに乗っていた女性は、事故前に運転手の意識がもうろうとしていたと証言しており、ドライブレコーダーの映像にもふらついた様子で運転している様子が映っていた。
運転手は2012年にタクシー会社に入社し、健康診断では異常がなかったとされている。警視庁代々木署は、運転手の回復を待って自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で事情を聴く予定だ。