スーパー・ニンテンドー・ワールド開業再延期へ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、任天堂の人気キャラクター「マリオ」などが登場する、新エリアの開業を2度目の延期した。
新エリアの「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は、任天堂のゲームに登場する建物や乗り物を再現し、過去最大の600億円超を投じて建設された。
当初の開業時期は令和2年夏を予定していたが、感染防止対策を優先して延期されている。
現在、開業時期は宣言の解除後に決定される予定で、宣言期間中も営業は続けられるが、入場者制限が強化されることが発表された。
広報担当者は、「緊急事態宣言に対応し、感染拡大の抑制を目指す社会の動きに誠実に対応する」と述べている。
景気持ち直していると日銀総裁
日本銀行の黒田東彦総裁は、支店長会議で新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況を認識しつつも、景気が持ち直していると表明した。
ただし、感染症への警戒感が続くため、景気の改善は緩やかなペースで進むと指摘しまている。
支店長会議では、各支店長からの報告を元に、感染第3波や緊急事態宣言の再発令が経済に与える影響を検証。
黒田氏は必要に応じて、追加的な金融緩和措置を講じる意向を示しました。また、午後には全国各地の景気判断をまとめた、地域経済報告(さくらリポート)が発表される予定だ。
2500円のカプセルトイ自販機登場
バンダイは、最大2500円の高価格帯のカプセルトイを販売する自販機の展開を発表した。
大人がカプセルトイを購入する傾向が増えており、質の高い商品を提供するための仕組みを整えることにした。
来月下旬には、人気アニメ「鬼滅の刃」のカプセルトイを800円で販売する予定。
バンダイは、2020年6月に新型カプセルトイ自販機を導入し、専用機器を取り付けることで最大500円までの販売に対応してきたが、今回の展開では500円玉にも対応し、最大2500円の商品を販売できるようになる。
この対象の自販機は、全国約1000箇所に設置されている。また、バンダイは来月下旬には高価格の商品ブランド「プレミアムガシャポン」の展開も始める予定。大人向けのカプセルトイの需要が増えているため、質の高い商品を提供することで需要に応える。
バイデン次期大統領が200兆円景気対策を提案
バイデン次期米大統領は、議会に提案するために1兆9千億ドルの経済対策を発表した。
この対策は、新型コロナウイルスのワクチン普及を促進し、家計への現金給付を増額して、経済を支えることを目的としている。
さらに、景気回復を促進するために、来月にも大型の第2弾対策をまとめる予定だ。
バイデン氏は、経済と公衆衛生の危機に対処するため、即座に行動する必要性を強調した。
この提案は、昨年の2兆2千億ドルに次ぐ規模。
バイデン氏は、就任後の100日間で1億人のワクチン接種を目指している。
ワクチンの配布や施設整備に200億ドルを投資し、総額で400億ドル以上を新型コロナ対策に充てる予定だ。
また、失業給付の増額や中小企業への資金援助、州や学校への支援も含まれている。
民主党が議会の多数派を占めているため、バイデン氏は対策法案の早急な通過を求めると予想されるが、経済対策に伴う財政負担は避けられないと見られている。