バイデン米大統領就任 期待と身構えの経済界
バイデン米大統領の就任に伴い、日本の経済界は期待と警戒の両面を持っている。
新政権が、国際協調と世界課題解決に注力する姿勢や、新型コロナ対策、世界経済回復への期待が高まっている。
しかし、環境規制の強化や米国内の分裂に対する懸念も存在し、政策の実現可能性を見極める必要がある。
経団連の中西宏明会長がバイデン政権に期待を寄せる一方、石油連盟の杉森務会長は、イラン核合意への復帰が不透明であり、状況を注視する姿勢を示している。
自動車メーカーも厳しい環境規制に直面し、対応を迫られている。
環境政策や、外交面でのリーダーシップに関する見方は分かれており、政策運営の透明性についても懸念が寄せられている。
突然笑い声、秘書を罵倒も 河井案里被告
東京地裁での公判中、参院議員の河井案里被告(47)はさまざまな表情を見せた。
検察官の質問に対し、「記憶にない」「分かりません」と繰り返し答える一方、当時の秘書について悪口を言う場面もあった。
昨年9月までは、夫で元法相の衆院議員である克行被告(57)との公判が一緒であり、法廷では閉じたりうつむいたりすることが多かった案里被告が、単独公判後は感情を露わにする場面が増えている。
被告人質問では、現金提供に関して涙ながらに説明し、一方で公設第1秘書との食い違いに憤りを見せるなど、感情的な反応が目立った。
検察側は案里被告の態度を非難し、厳罰を求めている。
KLMオランダ航空 コロナ禍で千人を追加削減
KLMオランダ航空は、新型コロナウイルス感染が収束せず長距離便の回復が遅れているため、操縦士や客室乗務員、地上職員を最大1,000人追加削減することを発表。
昨年にすでに5,000人を削減しており、今回の削減で最大6,000人に達する見込み。
オランダ政府はKLMの経営再建支援として、約34億ユーロ(約4300億円)の支援を提供している。
日本政府 東京五輪中止と結論 英紙タイムズ報道
英紙タイムズは、今夏の東京五輪が新型コロナウイルスの感染拡大により、中止せざるを得ないとの非公式な結論に至り、2032年に延期される方向で動いていると報じた。
与党幹部は開催が困難と述べ、坂井学官房副長官はこの報道を否定し、政府高官は大きな誤報だと批判した。
パリが24年、ロサンゼルスが28年の夏季五輪の開催地として決まっている。
007最新作、10月に延期
米映画制作大手MGMは、スパイ映画「007」シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を、新型コロナのパンデミックが続くために10月8日に延期すると発表した。
この作品は元々、昨年3月にロンドンで公開予定だったが、感染拡大の影響で11月に延期され、その後今年4月2日に再度公開予定となっていた。
シリーズ25作目の最新作は監督を務めるキャリー・ジョージ・フクナガによって制作され、俳優ダニエル・クレイグが演じるボンド役の最後の作品として予定されている。