【2020/10/12】作曲家・筒美京平さん死去(他5本)

2020/10

貸出残高が最大 コロナで資金確保

 日銀が発表した9月の貸出・預金動向(速報)によると、国内銀行と信用金庫を合わせた月中平均の貸出残高は、前年同月比6.4%増の573兆7378億円で、平成12年1月の公表開始以降の最大を6カ月連続で更新した。

 新型コロナウイルス感染症への対応で中小企業を中心に資金確保の動きが続いた。

 8月は速報値から下方修正され573兆5193億円だった。

 都銀と地銀・第二地銀を合わせた実質預金と譲渡性預金の残高は9.0%増の793兆3629億円で、3年7月の公表開始以降の最大を2カ月連続で更新した。

【備考】570兆とは、国民一人当たり約478万という数値になる。これだけの金額が、日本の血となって流れているわけだ。しかし、いくつもの企業が流れるのを止めているため、日本は病気になってしまうのだろう。

アゼルバイジャンとアルメニアとの停戦が崩壊か

 アゼルバイジャン政府は、第2の都市ギャンジャの集合住宅がアルメニア軍のミサイル攻撃を受け、民間人9人が死亡、34人が負傷したと発表した。

 アルメニア側は攻撃を否定している。アゼルバイジャン領ナゴルノ・カラバフ自治州を巡る両国の停戦合意は10日に発効したばかりだが、早くも崩壊の危機に直面している。

 両国は9月27日に勃発した自治州を巡る大規模戦闘について、ロシアの仲介で捕虜交換など人道目的の戦闘停止に合意していた。しかし、10日正午の停戦発効直後から、互いに違反を批判し合うなど、疑心暗鬼の状態に陥っている。

【備考】アゼルバイジャンとアルメニアはイランと隣接する国々。2022年9月にも国境周辺で武力衝突があり、ロシア、ウクライナ間だけでなく周辺から火の手は広がりを見せている。

作曲家・筒美京平さん死去

 作曲家の筒美京平さんが、誤嚥(ごえん)性肺炎により死去していたことが分かった。80歳。筒美さんの個人の音楽出版事務所の代行を行っている日音が発表した。

 筒美さんは、かねて自宅で病気療養していたという。故人の遺志により、葬儀はすでに近親者により執り行われた。「お別れの会」などは、新型コロナウイルスの感染状況などをかんがみ、現段階で行う予定はないという。

 筒美さんはレコード会社勤務を経て、作曲家に。1971年の尾崎紀世彦さん「また逢う日まで」、1975年の太田裕美さん「木綿のハンカチーフ」、80年の近藤真彦「スニーカーぶる~す」など数々のヒット曲を手掛けた。

【備考】ヒットメーカーとして有名な筒美氏。あの国民的アニメ『サザエさん』のオープニングとエンディングを手がけていたことをご存知か。おそらく、世界で一番長く流されている楽曲だと思う。

山本太郎氏の街頭演説を府警が中止か

 この日、れいわ新選組の山本太郎代表が大阪市内で街頭演説を行ったところ、大阪府警の警察官に中止を要求される一幕があった。

 山本太郎代表が大阪市中央区の戎橋(えびすばし)で街頭演説を始め、れいわはYouTubeでその様子を生配信していた。

 しかし、その後大阪府警・南警察署の警察官が「演説を一旦中止してください」と手持ちの拡声器で呼びかけた。山本氏は「一旦中止をする、法的根拠を教えてください」と説明を求めた。

 だが、警察官はこれに応じず中止を求め続けた。山本氏は警察官にマイクを渡すよう支持者に促したが、警察官は拒否。支持者が警察官に詰め寄るなど、一時騒然とした。

 その後も警察官が「許可は得ていますか」と聞くと、山本氏が「いりません。道路交通法77条に基づいている」と主張するなど平行線をたどった。

 この一連の騒動について、管轄する南警察署は記者クラブに加盟していない社については対応しないとした。また、大阪府警広報課は「こちらでは把握しておらず、発表する予定もない」と回答した。

【備考】れいわ新選組相手に圧力とも思えないが、この警察の行動は異常。そして、事の真相も語らずに推し進めようとするのは、現代社会では大きな疑問と言える。

解体して食べようとフィリピン人が牧場の牛盗む

 岐阜県坂祝町の牧場にいた牛1頭を盗んだとして窃盗罪に問われた、いずれも同県美濃加茂市の、46歳と27歳の無職のフィリピン人被告の初公判が、岐阜地裁御嵩支部(小川貴紀裁判官)で開かれ、両被告は起訴事実を認めた。

 検察側は両被告が生活に困っていたとして、「フィリピンで畜産をしていた経験から、牛を盗んで解体し、食べたり、売ったりしようと考えた」と指摘した。

傷害容疑の中学校教諭 過去にも2度処分

 生徒2人に柔道技で重軽傷を負わせたとして、兵庫県宝塚市立長尾中学校教諭の上野宝博(たかひろ)容疑者(50)が傷害容疑で逮捕された。

 宝塚市教育委員会は会見を開き、上野容疑者がこれまで3件の体罰で2度処分を受けていたことを明らかにした。

 上野容疑者は顧問を務める柔道部の部員で1年生の男子生徒2人に対し、道場内で柔道の寝技をかけるなどして負傷させた疑いがあるとして、12日に兵庫県警に逮捕された。

 柔道部の活動中、差し入れのアイスキャンディーを食べたとして、男子生徒2人に柔道技をかけて負傷させた。生徒は2人とも入部間もなく、柔道はそれまで未経験だったという。

 うち1人には、投げ技や寝技で失神させた後、ほおをたたいて目を覚まさせ、さらに技をかけるなどし、背骨を圧迫骨折させた。この生徒がその場から逃げるように帰宅した後、仮入部だったもう1人の男子生徒にめがねを外させ寝技を繰り返し、首や腰などに軽傷を負わせたという。現場には副顧問の40代の男性教諭もいたが、上野容疑者に恐ろしさを感じて止められなかったという。

 市教委によると、上野容疑者は別の中学にいた2011年~12年に生徒のほおをたたくなど2件の体罰で、13年2月に訓告処分を受けた。さらに同年6月には頭突きで生徒の鼻を折り、同年10月に減給の懲戒処分を受けたという。

【備考】もう何もいう事なし。柔道に限らず、格闘技を身につけたものは、素人相手に技をかけては行けない。特に柔道は、基本となる受け身を知らない者に技をかけることは、赤ちゃんをゲンコツで殴るのに等しい。下手したらムチウチや打撲、脱臼などを起こす。そして一番の気掛かりは、このクズが再度教師の中に紛れないかどうか。そして長尾中学には、柔道、剣道、空手などの格闘技系のクラブ活動はやめるよう進言する。実力、精神的にも子供並みな方々が、武道を教えるなんてムリだよ。

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