【2020/11/19】マツダ初の首位 日本勢が上位独占(他2本)

2020/11

EU洋上風力大幅拡大へ

 欧州連合(EU)欧州委員会は、2050年の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標に向け、現在1200万キロワットの洋上風力発電の能力を30年までに5倍の6千万キロワット、50年までに25倍の3億キロワットにする「海洋再生可能エネルギー戦略」を発表した。

 潮力発電や、海に浮かぶ太陽光発電などの開発や商業化にも力を入れる。

 50年までに民間資金を中心に8千億ユーロ(約98兆円)近い投資が必要になると推計されている。

 欧州委は、新型コロナウイルス感染で打撃を受けたEU経済を立て直すための「復興基金」などからの支出も想定。再生可能エネルギー開発に対して、加盟国政府が補助金を供与しやすくなるようEU規則も改正する方針。

【備考】欧州の成功例は、そのまま日本やアメリカの模範になるはず。特に日本は周辺が海である利点を生かして、大規模な洋上発電を見習ってほしい。

税優遇策が焦点 与党税調 改正作業スタート

 自民、公明両党の税制調査会は総会を開き、令和3年度税制改正作業を始めた。

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた企業や、消費者の税負担の軽減策に加え、菅義偉(すが・よしひで)政権が掲げる「脱炭素」「デジタル化」「中小企業の再編」といった看板政策に協力する企業への税優遇策が焦点となる。

「企業の内部留保を、2050年温室効果ガス排出量実質ゼロへの投資に向かわせるような税制を考えてほしい」。菅首相は先月25日、自民党の甘利明税調会長と会談し、こう指示した。

 首相と甘利氏がこの場で共有したのは、“産業の成長につながる税制改正”の推進だ。脱炭素に資するとはいえ、環境省が導入を検討していた二酸化炭素(CO2)の排出量に応じて税を課す「炭素税」のような発想は、「企業に新たな税負担を強いる」との理由で早々に封殺。一方で、CO2削減に寄与する製品開発などに投資した企業の税負担を軽くする措置の導入を進める方向性を確認した。

 だが、コロナ禍による業績低迷と先行きの見えない経済環境下で、企業の投資意欲は減退している。企業の内部留保が過去最高に積み上がっているとはいえ、看板政策に沿うような投資を税制支援でどのように促すかは大きな課題だ。

【備考】安倍政権時代から、企業の内部留保の増加は問題になっていたが、結局安倍も菅も解決できなかった。2023年の岸田政権は、果たして課題解消ができるのか。

マツダ初の首位 日本勢が上位独占

 米有力消費者情報誌コンシューマー・リポートが発表した今年の自動車ブランド別信頼性ランキングで、「マツダ」が初の首位を獲得した。

 2位は「トヨタ」、3位はトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」で、日本勢が上位を独占した。

 4位は米ゼネラル・モーターズ(GM)のブランド「ビュイック」、5位に「ホンダ」が入った。他の日本勢では、「スバル」が8位、日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」が11位、「ニッサン」が13位だった。

 同誌は30万台超の自動車を調査し、不具合の報告などに基づき採点。十分なデータが得られた全26ブランドを順位付けした。

【備考】マツダとは意外な感じだが、実は私は、にわかマツダファン。友人がマツダの「インプレッサ」に乗っており、私も乗せてもらったことがあるが、音もすごいが加速も凄かった。そのためか、外観もカッコいいと思うようになった。

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